下記のとおり、第9回ワールドカフェ読書会in枚方を開催いたしました。
日 時:2012年8月26日(日)14:30~17:30
場 所:MogaJogaDINING枚方宿
課題図書: 『ジョハリの窓―人間関係がよくなる心の法則』
久瑠あさ美著(朝日出版社)
今回のファシリテータは前回に引き続き徳毛氏。
ワールドカフェの「問い」は参加者でつくります。
深い気づきが得られる「問い」を、いかに導くか?
今回は、各テーブルごとに、次の手順で検討していただきました。
・今回の課題図書を読んで、「面白い」と感じたのはどんなところ?
・なぜ面白いと思った?
・似たようなことって何かある?応用できそうなことは?
・それらを踏まえて、今日はどんな「問い」で話し合いたい?
テーブルの模造紙は皆のメモとして共有されます。
各テーブルでつくられた「問い」のプレゼンタイム。
そして、投票により決まった今回の「問い」は、
「どうすれば盲点に気づくことができるか?」
ここから3ラウンドのワールドカフェが始まります。
リラックスした雰囲気で対話が進んでいきます。
コーヒーとお菓子は必需品です。
テーブルの模造紙は、自由に描かれていきます。
最後は、参加者それぞれの気づきを輪になって共有。
当社代表:小山が気づきとして話したのは、
“4象限を「窓」と呼ぶセンス”でした。
ジョハリの窓は、「自分自身/他人」、「知っている/知らない」の2軸で4つの象限に分けられますが、単に2軸で切るのではなく、「窓」と呼ぶことにより「開く」という思考につながっているんですね。
このネーミングセンスが秀逸だなぁと感じたという気づきでした。
さて、今回はさらに、ファシリテータの徳毛氏が、皆さんの気づきを即興で描いた模造紙をもとに、様々な気づきがあったことを皆の目で確認して、おひらきとなりました。
各テーブルの模造紙からは、様々な対話が繰り広げられたことが伺え、とても興味深いです。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回の開催について詳細が決まり次第、またご案内いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
7月7日(土)、当社代表の小山が出身中学校の土曜講座「キャリアに学ぶ」にて、「20年後を対話しよう」をテーマに講演させていただきました。
NPO法人京都キャリアコミュニケーター協議会大西理事長より
土曜講座≪20年後を対話しよう≫講師:小山俊一氏
中学・土曜講座「キャリアに学ぶ」今年度は~人間力向上「今こそ真に生きる力とは、を考える」~とのテーマで始まり、7月7日は歴代講師中、最年少で教壇に立っていただくことになった、中小企業診断士で株式会社マネジメント総研代表取締役の小山俊一氏の担当で行われた。
講座内容は「20年後を対話しよう」のテーマで進められ、30代で会社を経営している先輩が、中学・高校をどのように過ごし、今、どんな仕事をしているかについてお話していただき、又身に付けると役に立つ「対話」という話し合いの手法を教えていただき、体感を通じて学ぶ一日になった。
「素直な心で語ると、素直な心に響く」講師の誠実で率直な心が子供達の心に沁み込んでいき、感動を与えているのが感じられる講座であった。自分達の先輩で社会で若くて活躍する講師の姿と自分の将来とを重ねるところがあったのだろうか・・・。
本日(6/30)、下記のとおり、第8回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。
・日 時:2012年6月30日(土)14:30~17:30
・場 所:都野菜 鹿ケ谷
・課題図書: 『「超」入門 失敗の本質』鈴木博毅著(ダイヤモンド社)
今回のファシリテータは徳毛氏。
まず、参加者全員で、今回のワールドカフェの「問い」について話し合います。
ここでは、全員が同じ「切り口」で考え、順に整理していきます。
1.今回の課題図書を読んでどう思った?・・・【passion】
2.そもそも何が書いてあった?・・・【data】
3.例えば、どんな「問い」にする?・・・【positive】
4.「問い」候補の懸念点は?・・・【negative】
5.懸念点を解消するには?・・・【idea】
6.どれにする?・・・【judge】
続いて、それぞれのテーブルで考えた「問い」候補を発表。
今回出てきた「問い」候補は、次の4つ。
・日本的思考のよさとは?
・明日からの自分を創るには
・日本らしさを残しつつ大きな変化に対応するにはどうすれば良いか?
・成功・失敗、その間にあるものは?
それぞれの「問い」候補の説明を聞き、参加者全員による投票を行って、今回の「問い」を決めます。
そして多数決により、「日本的思考のよさとは?」に決定。
いよいよ、「ワールドカフェ」スタート。
ラウンドを重ねるごとに盛り上がっていきます。
それぞれのテーブルの模造紙。
そして最後は、自分の気づきを発表しておひらき。
当社代表・小山の気づきは次のとおり。
日本的思考について話し合う中で、色んな言葉が飛び交いましたが、その中でも特に印象的だったのが「和」です。
「和」はときに日本そのものを表します。
また、「和を重んじる」という表現は、外国語に訳しにくいニュアンスでもあります。
この「和」は、飛鳥時代、聖徳太子の「十七条憲法」第一条にも遡ることができます。
まさに、日本的思考の根源ではないかと思い至った本日のワールドカフェでした。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回の開催は8月を予定しております。
詳細が決まり次第、またご案内いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
中小企業基盤整備機構から発行されている「事業価値を高める経営レポート(知的資産経営報告書)作成マニュアル」が改訂されました。
この改訂には、当社代表の小山俊一もワーキンググループのメンバとして参画させていただきました。
「事業価値を高める経営レポート(知的資産経営報告書)」とは、「知的資産経営報告書」のエッセンスをA3版1枚にまとめたものです。
今回の改訂では、内部環境・外部環境と今後のビジョン・価値創造のストーリーとのつながりがわかるような形に、「事業価値を高める経営レポート」のフォーマットが変更されました。
また、ベンチャー、リレーションバンキング、事業承継、知的財産(営業秘密を含む)、マーケティング、人材強化の6テーマに対して、添付資料フォーマットが新たに加わりました。
そして、新しいフォーマットによるレポートとテーマ別の添付資料の作成事例として、19社の事例集も編纂されています。
下記の中小機構のWebサイトよりダウンロードできますので、ぜひご活用ください。
昨日(4/29)、下記のとおり、第7回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。
・日 時:2012年4月29日(日)13:30~16:30
・場 所:キャンパスプラザ京都 第2会議室
・課題図書:『人を助けるすんごい仕組み』西條剛央著(ダイヤモンド社)
今回は、「6つの帽子」と「ワールドカフェ」の2部構成で開催いたしました。
「6つの帽子」とは、エドワード・デ・ボーノ博士が開発した思考法で、6つの異なる視点を6色の帽子に関連付けて思考に利用する方法です。
まずはアイスブレイクを兼ねて、色とキーワードの紐付けを各テーブルで考えてもらいました。
共通点と相違点がなかなか興味深いです。
今回のファシリテータは出本氏。
6つの帽子の意味を理解したところで、この6つの帽子を使って、ワールドカフェの「問いづくり」を実施。
【白い帽子】何が書いてあった?
【赤い帽子】どう思った?
【黄色い帽子】何が得られそう?
【緑の帽子】どんな問いが考えられる?
【黒い帽子】「問い」候補に、懸念点はない?
【緑の帽子】懸念点を踏まえて、どんな問いにする?
【青い帽子】うちのテーブルの「問い」はどれに決定する?
それぞれのテーブルにて考えた「問い」を発表。
・「人を助け続けるすんごい仕組み」とは?
・日常のプロジェクトに活かせるコトは?
・実行力を発揮するには?
・新しいプロジェクトをはじめる時にどうすればブレずに目的が達成できるか?
参加者全員による投票の結果、決まった「問い」はこちら。
そして、「ワールドカフェ」スタート。
そこここでワイガヤ・・・。
とあるテーブルの模造紙。
そして、最後は、自分の気づきを発表しておひらき。
当社代表の小山俊一の気づきは、次のとおりでした。
「ブレる」と「変わる」
「なぜ?」のクセ付け
緊急でなく重要なコト
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
次回の開催は6月を予定しております。
詳細が決まり次第、またご案内いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。
4月18日(水)、ISACA大阪支部の月例会にて、「知的資産経営と情報システム/監査の関わり」というテーマで、当社代表の小山俊一が講演させていただきました。
「知的資産」とは、従来のバランスシート上に記載されている資産以外の無形の資産であり企業における競争力の源泉である、人材、技術、技能、知的財産、組織力、企業理念、顧客とのネットワーク等、財務諸表には表れてこない目に見えにくい経営資源の総称です。
(中小企業基盤整備機構「事業価値を高める経営レポート」より)
100年を超える長寿企業が挙げる「自社の強み」のほとんどがB/Sに表れないこの「知的資産」であると言われています。
月例会では、「知的資産」とは何か? そして、それを活かした経営手法である「知的資産経営」とはどういうものか? をご紹介するとともに、「情報システム」や「監査」との関わりについてお話させていただきました。
社団法人中小企業診断協会のホームページに、大阪支部の「金融機関と取組んだ知的資産経営支援の実際」報告書が公開されました。
これは、2011年度の「支部における調査研究事業」として、大阪支部で取組まれたもので、当社代表の小山俊一も執筆に関わらせていただいております。
以下は、「金融機関と取組んだ知的資産経営支援の実際」報告書の要約です。
金融機関では、リレーションシップバンキングの一環として地域密着の経営支援体制が求められている。
その地域密着の支援を行う場合、財務諸表だけで企業を評価するのではなく、「見えざる資産(知的資産)」を明らかにし現状の価値や将来ビジョンまで「見える化」できる「知的資産経営」の考え方が最も相応しい。
「知的資産経営」とは、人材、技術力、ノウハウ、組織力、顧客や関連企業とのネットワーク等の目に見えない「知的資産」をしっかりと把握し活用することで、業績の向上や会社の価値向上に結びつけていくことであり、それを報告書の形でまとめたものを「知的資産経営報告書」という。
我々「中小企業診断協会大阪支部 知的資産経営研究会」メンバーは、平成20年から地域の信用金庫と共に知的資産経営の考え方を取り入れた企業支援活動を行ってきた。
本報告書は、我々研究会が金融機関と取組んだ知的資産経営支援の実際について、7章構成で取りまとめたものである。
まず第1章では、知的資産経営と当研究会の活動内容に触れ、第2章では、知的資産経営支援の現状として、経済産業省や独立行政法人中小企業基盤整備機構、滋賀県中小企業団体中央会、公益財団法人ひょうご産業活性化センターの取組みについて、沿革、内容、成果等を整理している。
続いて第3章では、金融機関の企業支援の現状として、地域密着型金融の経緯とアンケートに見る地域密着型金融の現状に触れるとともに、コンサルティング機能の発揮として、他行の対応への警戒、追加融資への警戒、コスト回収の問題に触れ、さらに但陽信用金庫・尼崎信用金庫・但馬銀行の地域密着型金融への取組みについてとりまとめた。
第4章では、実際に我々が金融機関と共に取組んだ具体的な支援内容として、但陽信用金庫との取組みに焦点を当て、但陽信用金庫の考え方、我々研究会による支援内容、支援を行った企業の事例を紹介するとともに、知的資産経営報告書作成セミナー参加企業ヒアリング集計として、セミナーに参加した効果、問題点、今後の課題について整理を行った。
そして第5章では、知的資産経営支援の成果として、金融機関における知的資産経営支援の成果と金融機関と連携して中小企業診断士が知的資産経営支援を行うことによる成果を、また知的資産経営支援の課題として、金融機関における課題と中小企業診断士における課題をまとめた。
さらに第6章では、金融機関の今後の取組みと当研究会の金融機関との今後の取組みについて述べ、最後の第7章では、診断士の力量として、「顧客価値」への「連鎖」と「特異性」、必要なスキルについて整理し、政府等の取組みとして、事業価値を高める経営レポートと統合報告書について触れ、総括を行った。
この報告書が多くの中小企業診断士に読まれ、中小企業診断士が金融機関とともに知的資産経営を推進する上で役に立てていただければ幸いである。
なお、報告書はこちらに公開されていますので、ご覧いただけると幸いです。
⇒http://www.j-smeca.jp/attach/kenkyu/shibu/h23/h_osaka.pdf(4.7MB)
3月12日(月)、第71回 京都政経文化会例会にて、「Facebookの概要とビジネス活用のポイント」というタイトルで、当社代表の小山俊一が講演させていただきました。
クラウドとソーシャルメディア、Facebookの効果とリスクについてお話させていただきました。
昨日(2/12)、下記のとおり、第6回ワールドカフェ読書会in枚方を開催いたしました。
・日 時:2012年2月12日(日)15:30~18:30
・場 所:MogaJogaDINING枚方宿
・課題図書:『経営者・平清盛の失敗』山田真哉著(講談社)
今回は、町屋でジャズが聴けるイタリアンMogaJogaDINING枚方宿で開催いたしました。
15:30 はじめに
15:35 ダイアログ説明&ワーク
16:20 ワールドカフェ説明
16:30 「問い」づくり&投票
16:50 第1ラウンド
17:15 第2ラウンド
17:40 第3ラウンド
18:00 振り返り(セルフ)
18:10 全体セッション
18:30 おひらき
今回の話し合いの問いは、
カネとは何ぞや
「問い」は、ご参加いただいている皆さんに案を出していただき、多数決で決めております。
その他の候補も次のような魅力的なものでした。
・発想の転換が訪れる瞬間とは?
・運を味方につけるには?
・ビッグなビジョンを生み出すには?
全体セッションでは、それぞれの気づきをご発表いただきました。
当社代表の小山俊一の気づきは、次のとおりでした。
「カネの意義はわかるが、カネの定義と信用についてはとても難しい」
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
事後アンケートにご記入いただいたコメントをいくつかご紹介いたします。
・日頃考えていない事が口から出てくる。日頃使用していない脳がうごくのか?
・色んな立場の方々と共通作業を通して対話できて面白かったです
・3時間、あっという間でした!
・視野が広がった
・価値とは信用が前提にあるということに気付かされました
・毎回、会場の雰囲気がとても良いです。楽しかったです
・いろんなかんがえがある人と話ができてよかった
・1つのテーマに対して、いろんな角度から考察できた
次回の開催は4月を予定しております。
詳細が決まり次第、またご案内いたします。
どうぞよろしくお願いいたします。