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事業継続マネジメント/BCMS(ISO22301)

事業継続の取組みは、「対策」ではなく「戦略」であり、「費用」ではなく「投資」です。

事業継続の取組みは、「今どの事業がどのくらい中断(混乱)すると経営に支障を来たすのか」という切り口で、事業の重要性を評価するところから考えていきます。一つでも部品が調達できないと製品を完成させることはできませんし、配送業者が機能不全に陥ると納入することもできなくなります。今や自社だけで製造やサービス提供を行うことはほとんどなく、仕入先や委託先、協力企業など、多くの関係者との取引の中で、事業は営まれています。

すなわち、ほとんどの事業は、サプライチェーンの一部を担っていると言っても過言ではありません。

この点から、自社の事業継続を真摯に捉え対応していくことは、サプライチェーンを止めない社会的責務を自覚している表れである、とも言えます。その結果として、顧客を含む多くの関係者から信頼を得ることにもつながっていくことが期待できます。

このことからもわかるように、「事業継続」は“対策”ではなく“戦略”である、と言えます。事業継続マネジメントシステムの国際標準である「ISO 22301」に、“事業継続の戦略”という要求事項があるのも納得できるところです。

当社では、「旧ISO/IEC 27001 A.14事業継続管理」や「地方公共団体におけるICT部門の業務継続計画(BCP)策定に関するガイドライン(総務省)」、「ISO/IEC 20000-1 6.3サービス継続及び可用性の管理」、「中小企業BCP策定運用指針(中小企業庁)」などを用いた事業継続計画(BCP)の策定や事業継続マネジメント(BCM)の構築を数多くご支援してきたコンサルタントにより、戦略的なBCP、BCM、そしてBCMS(事業継続マネジメントシステム)の仕組みづくりをご支援いたします。

事業継続マネジメントシステム構築/BCMS(ISO 22301)認証取得支援

「ISO 22301」に基づく事業継続マネジメントシステム(BCMS)の構築からBCMS認証の取得まで、一連のご支援を行います。
当社自体も「ISO 22301(BCMS)認証」を取得していることから、その構築・運用のノウハウをご提供するとともに、これまでの取組みで得た事業継続マネジメントに関する豊富な知識と経験を活かして、組織の状況に適した仕組みづくりをご支援いたします。

実施事項とご支援例

 

フェーズ 主な実施事項 ご支援例
1.プロジェクトキックオフ ・プロジェクト推進体制の整備
・プロジェクト計画の策定
・経営層、事務局向け勉強会の実施
・BCMS認証取得までの実施事項とスケジュール、役割分担を整理いたします。
・BCMSの要求事項(ISO22301)についての勉強会を実施いたします。
・事業の概要と重要度を確認するとともに適切な認証範囲を検討するために現状調査を実施いたします。
2.マネジメントシステム文書の整備 ・BCMSの方針、枠組み、ルールの整備支援 ・単なる雛形ではなく、組織の状況に合わせた素案を作成いたします。
※会社の仕組みが百社百様であるように、事業継続マネジメントの仕組みも会社によって異なるのが当然です。当社では、どこでも使える雛形はどこでも使えないのと同じだと考えております。
3.事業インパクト分析の実施 ・事業インパクト分析(BIA)の実施
・重要業務・経営資源・目標復旧時間の把握
・ヒアリングをしながら一緒に、事業中断の影響の観点から会社の経営に甚大な影響を与える中核事業を特定いたします。
・同様に、事業中断の経過時間に合わせて影響度を分析し、必要な経営資源や最大許容停止時間(MTPD)、目標復旧時間(RTO)を特定いたします。
4.リスクアセスメント及びリスク対応の検討 ・リスク分析、リスク評価、リスク対策の整理 ・ヒアリングをしながら一緒に、脅威や脆弱性の評価を行い、リスク対応を検討・整理いたします。
5.事業継続戦略及び事業継続計画の策定 ・事業継続戦略、インシデントマネジメント計画、事業継続計画の策定支援 ・事業インパクト分析及びリスクアセスメントの状況を踏まえて、事業継続戦略の検討・整理をご支援いたします。
同様に、インシデントマネジメント計画(IMP)及び事業継続計画(BCP)の素案を作成し、計画策定をご支援いたします。
6.教育の実施 ・関連する従業員向け勉強会の実施 ・コンテンツの作成から勉強会の実施まで、ご要望に合わせてご支援いたします。
7.BCM演習の実施 ・インシデントマネジメント計画及び事業継続計画の演習の実施支援 ・策定したインシデントマネジメント計画(IMP)及び事業継続計画(BCP)の実効性を検証するための演習の計画及び実施をご支援いたします。
8.内部監査の実施 ・内部監査チェックリストの作成
・内部監査員養成研修の実施
・内部監査の実施
・是正処置計画の立案
・内部監査チェックリストを作成いたします。
・内部監査員養成研修を実施いたします。
・内部監査の実施自体、同行OJTなど、ご要望に合わせてご支援いたします。
・是正処置計画について助言いたします。
9.マネジメントレビューの実施 ・マネジメントレビューの実施
・改善の指示、改善対応
・マネジメントレビューへのインプット資料の整理をご支援いたします。
・必要に応じて、マネジメントレビューからのアウトプット案(マネジメントシステムの改善案)をご提示いたします。
10.BCMS認証審査対応 ・審査機関との調整
・1stステージ審査対応
・2ndステージ審査対応
・審査指摘事項対応
・審査対応のポイントをご説明いたします。
・本審査でスムーズに対応できるように、審査前に模擬審査を実施いたします。
・審査指摘事項に対する是正処置案の検討をご支援いたします。
11.BCMS認証の取得

※一貫したご支援だけでなく、事業インパクト分析やBCM演習、監査などスポットでのコンサルティングも可能です。

お気軽にお問い合わせください。

事業継続計画(BCP)策定支援

近年においても、災害による影響でサプライヤの事業が止まってしまい、部品の調達が叶わず製造できない等の問題が発生しております。痛い目に遭った企業は、災害に強いサプライヤを選びたいと考えています。

そのような流れから、直接的に事業継続計画(BCP)の作成を求められるケースもあれば、ある日突然、既に事業継続計画(BCP)を作っている企業に取引変更されるケースも考えられます。

また、事業継続計画を策定することは、中核事業の継続・早期復旧の実現に大きく貢献します。

このようなことから、生き残り、勝ち残りをするために、先手を打って事業継続計画(BCP)を策定する意義は大きいと言えます。

当社では、事業継続計画の策定経験が豊富なコンサルタントにより、「中小企業BCP策定運用指針(中小企業庁)」などを用いた事業継続計画(BCP)の策定をご支援いたします。

実施事項とご支援例

 

フェーズ 主な実施事項 ご支援例
1.プロジェクトキックオフ ・プロジェクト推進体制の整備
・プロジェクト計画の策定
・経営層、事務局向け勉強会の実施
・BCP策定までの実施事項とスケジュール、役割分担を整理いたします。
・事業の概要と重要度を確認するとともに適切な適用範囲を検討するために現状調査を実施いたします。
2.事業インパクト分析の実施 ・事業インパクト分析(BIA)の実施
・重要業務・経営資源・目標復旧時間の把握
・ヒアリングをしながら一緒に、事業中断の影響の観点から会社の経営に甚大な影響を与える中核事業を特定いたします。
・同様に、事業中断の経過時間に合わせて影響度を分析し、必要な経営資源や最大許容停止時間(MTPD)、目標復旧時間(RTO)を特定いたします。
3.リスクアセスメント及びリスク対応の検討 ・リスク分析、リスク評価、リスク対策の整理 ・ヒアリングをしながら一緒に、脅威や脆弱性の評価を行い、リスク対応を検討・整理いたします。
4.事業継続計画の策定 ・インシデントマネジメント計画、事業継続計画の策定支援 ・事業インパクト分析及びリスクアセスメントの状況を踏まえて、インシデントマネジメント計画(IMP)及び事業継続計画(BCP)の素案を作成し、計画策定をご支援いたします。
5.演習の実施 ・インシデントマネジメント計画及び事業継続計画の演習の実施支援 ・策定したインシデントマネジメント計画(IMP)及び事業継続計画(BCP)の実効性を検証するための演習の計画及び実施をご支援いたします。

※一貫したご支援だけでなく、事業インパクト分析や演習の実施などスポットでのコンサルティングも可能です。

お気軽にお問い合わせください。

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 以下は、当社代表ブログ(「京都で働くコンサルタントのブログ」)の「事業継続マネジメント」に関する主な記事です。