プロジェクトマネージャのための「会議マネジメントの鉄則」(2日間コース)
ITシステム開発や運用プロジェクトでは、定例会、交渉会議、レビュー会、要件や設計のディスカッションなど様々な会議が発生し、プロジェクトマネージャには会議をマネジメントしていくことが求められます。会議マネジメントが上手くいくと、意思決定の質が向上し、プロジェクトの成功に寄与すると同時に顧客との信頼関係の強化にもつながっていきます。
このプログラムでは、ITシステム開発や運用プロジェクトにフォーカスした会議マネジメントの技法として、会議デザイン、会議ファシリテーション、決定事項マネジメントの基本知識から実践技法を説明します。グループワーク及び会議ロールプレイングによる実践トレーニングを中心に実施し、会議マネジメントの実践スキルの修得を目指します。
対象者 |
・プロジェクトマネージャ、プロジェクトリーダの方 ・プロジェクトオーナ(責任者)の方 ・会議を変えたいと思っている方 |
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参加者の前提条件 | ITシステム開発や運用プロジェクトへの参画経験がある方 |
研修スタイル | 座学と演習の組合せ |
効果 |
・会議マネジメントの実践技法を理解できる ・会議マネジメントの実践スキルを修得できる |
カリキュラム |
※2日間(9:30~17:30)のプログラムとなります。 (座学:1日目) 1.会議の基本知識 ・会議の定義 ・会議参加者の役割 ・会議の構造(会議を構成する2つのプロセス) ・会議のライフサイクル ・良い会議の特徴 ・プロジェクトにおける会議の位置づけ ・コミュニケーション管理と会議マネジメント 2.会議マネジメントの実践技法 (1) 会議デザイン ・会議デザインの実施(11の基本項目) ・会議デザインを短時間で済ませる方法 ・会議の事前調整のアプローチとポイント ・議事次第の作成 ・会議のイメージトレーニング (2) 会議ファシリテーション ・会議の導入技法 ・議事次第の使い方 ・議論の脱線防止技法 ・議論の交通整理技法(誰でもできる3つの技法) ・会議の種類に応じた議論の交通整理のポイント(定例会、交渉会議、レビュー会、ディスカッション等) ・議論の合意形成技法 ・決定事項のコミットメント(確約)の取り方 ・会議の振返りの実施(15のチェックポイント) (3) 決定事項マネジメント ・組織における議事録の意義 ・議事録の基本項目と作成方法 ・議事録作成から回覧までのスピード感とアプローチ ・アクションアイテムとアグリーメントアイテム ・決定事項の実行を促進させる技法 (演習:1日目後半~2日目) 3.会議マネジメントの実践演習 (1) 会議デザインと議事次第作成のグループワーク (2) 会議ロールプレイングによる実践トレーニング ※演習では、主に以下の範囲を取り上げます。 ・会議デザインの作成、議事次第の作成 ・会議の導入技法、議事次第の使い方 ・議論の脱線防止技法、交通整理技法、合意形成技法 ・決定事項のコミットメントの取り方 ・会議の振返り |
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