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経営理念

そったく

「そったく」とは、卵からヒナがかえる場面をたとえに、タイミングのあり方を説く言葉です。

卵からいよいよヒナがかえろうとする時に内側から殻を破って出ようと鳴く声を「そつ」、
親鳥が外側から殻をつつく音を「たく」と言います。
ヒナが内側から鳴いているのに、親鳥が気づかないとヒナは殻を破れず、生まれてくることができません。
また、ヒナがまだ生まれる準備ができていないのに、親鳥が外側からつついて殻を破っても、やはり生まれることはできません。
ヒナが自ら生まれようとする時に、親鳥が手を差し伸べるからこそ、殻を破って生まれることができるのです。

また、「そったく」には、“親鳥が卵を温める”という前提があります。
卵を温めないとヒナは生まれることができません。
それも1日2日ではなく、長期間にわたってです。
そして、適温で温めることが必要です。
熱すぎると「ゆでたまご」になってしまいます。

私たちは、この「そったく」を経営理念に据え、「組織/個人が持つ殻を破り、新たなステージに羽ばたいていただけるよう、中長期的な環境づくりに気を配り、お客さまにとって最適な時に最適なご支援を行うことを通じて、世の中に貢献する」ことを経営の軸に据えて取り組んでおります。

なお、「そったく」の書は、書の師・中川摂陽先生に、開業御祝として頂戴いたしました。
ここに感謝申しあげます。