システム開発プロジェクトを成功に導く「プロジェクト計画の鉄則」(2日間コース)
ITシステム開発や運用時のカスタマイズ開発のプロジェクトを成功させるためには、プロジェクトマネジメントをしていくことが必要不可欠です。プロジェクトマネジメントとは、計画どおりに作業を進める、または状況に応じて計画を適切に変更していくことであり、そのためにはプロジェクト計画を策定して機能させることが必要です。つまり、プロジェクトマネジメントとはプロジェクト計画があってこそ成り立つものであるということです。
このプログラムでは、IT分野にフォーカスしたプロジェクトの立ち上げから終結までのマネジメントの実践技法を説明した上で、プロジェクト計画策定の方法論及び計画書の記述内容に重点を置いて説明します。グループワーク及びプロジェクト計画策定の実践トレーニングを中心に実施し、プロジェクト計画策定の実践スキルの修得を目指します。
対象者 |
・プロジェクトマネージャ、プロジェクトリーダの方 ・PMO等のプロジェクト支援メンバの方 ・プロジェクトオーナ(責任者)の方 |
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参加者の前提条件 | ITシステム開発や運用時のカスタマイズ開発のプロジェクトへの参画経験がある方 |
研修スタイル | 座学と演習の組合せ |
効果 |
・プロジェクトマネジメントの実践技法を理解できる ・プロジェクト計画策定の実践スキルを修得できる |
カリキュラム |
※2日間(9:30~17:30)のプログラムとなります。 (座学:1日目) 1.プロジェクトマネジメントの基本知識と実践技法 ・プロジェクトを構成する3要件 ・プロジェクトマネジメントの考え方 ・プロジェクトマネージャの役割とスキル ・プロジェクトの立上げ(プロジェクトゴール策定、PMアサイン) ・プロジェクト計画の策定(計画策定、計画承認、計画展開) ・プロジェクトの管理(キックオフ、進捗/リスク/問題管理、メンバのモチベーションの向上) ・プロジェクトの終結(完了報告、プロジェクト振返り、プロジェクトノウハウの抽出) 2.プロジェクト計画策定の実践技法 (1) プロジェクト計画の策定 ・プロジェクト計画の位置づけ ・プロジェクト計画書の基本項目 ・プロジェクト計画策定のアプローチ ・計画段階でのリスク分析とリスクコントロール ・リーダ及びメンバへの計画の浸透方法 ・プロジェクト計画を機能させるアプローチ (2) プロジェクト計画書の記述 ・プロジェクトの基礎情報(背景、目的、前提、制約) ・プロジェクトの全体概要(基本方針、アプローチ、対象範囲) ・プロジェクトのゴール(定量/定性ゴール、計測方針) ・プロジェクトの体制(体制/役割、ステークホルダ) ・プロジェクトのスケジュール(工程定義、全体スケジュール、マイルストーン) ・プロジェクトの成果物(WBS、成果物定義、品質目標) ・プロジェクトの終結(ファイリング、終結会議、完了報告書) ・プロジェクトの管理方針(調達、変更、進捗、リスク、問題、コミュニケーション) (演習:1日目後半~2日目) 3.プロジェクトマネジメントの実践演習 (1) プロジェクト計画策定シートの作成 (2) 事例等を用いたプロジェクト計画策定の実践トレーニング ※演習では、プロジェクト計画書の全項目を網羅した演習を実施します。 |
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