1月24日(火)、「事業継続を計画する意義とポイント」というタイトルで、当社代表の小山俊一が講演させていただきました。
多くの事業において、サプライチェーンの重要性が高まっています。例えば、一つでも部品が調達できないと製品を完成させることはできません。代替品を探すにしても、その労力と時間が必要で、さらには、その部品が使えるものかどうかを検査するコストと時間も必要となります。また、モノを作ることができても、配送業者の機能不全で納入できないケースもあります。そのような事態に陥ってから対処方法を考えるのと、そのような事態を想定して予め計画を立てておくのとでは、事業継続や復旧のスピードに大きな差が生まれるのは、火を見るよりも明らかです。
しかしながら、目の前の業務に比べると緊急性が低く、取組むためには労力もかかることから、後回しにしてしまいがちなのも事実です。
だからこそ、事業継続は「対策」ではなく「戦略」であり、「コスト」ではなく「投資」という発想を持って取組むことが肝要であり、それによりサプライチェーンを止めないという社会的責務を果たすことにつなげていくことが大切です。