下記のとおり、第16回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。
・日 時 | : 2015年12月26日(土)13:30~16:50 |
・場 所 | : キャンパスプラザ京都2F 第3会議室 |
・課題図書 | : 『リーダーの易経 「兆し」を察知する力をきたえる』 |
竹村亜希子著(角川SSC新書) |
まずは、認識を共有するために、キーワードの抽出からスタート。
続いて、話し合いたい「問い」について、参加者にご検討いただき、「兆しを察知する(幾を知る)ポイントは?」に決定。
そして、問いを軸に、メンバーを変えながら3ラウンドのダイアログ(対話)を実施。
各テーブルの模造紙には、活発な対話の跡。
最後に、自分と向き合い自分の中での気づきを整理していただいた上で、その気づきを全員でシェアしました。
当社代表・小山の気づきは、当社の経営理念「そったく」でした。
易経には「時中」という言葉が登場します。
「時中(ときにあたる、ときにちゅうする)」とは、その時にぴったりの、という意味だそうです。
その時にぴったりのことを行うためには、「時の変化」の兆しを察知することが肝要です。
「きざし」には目に見えない「兆し」と、目に見える「萌し」があり、春の訪れを例に挙げると、梅の花のほころびは「萌し」であり、冬至(一陽来復)は「兆し」である、とのこと。
「兆し」は洞察力を持って観るものであり、それを察知する力を高めることが、当社の経営理念「そったく」の実践に通じると強く心に感じた次第です。
そして、兆しを察知するためには、「知る」「みる」「感じる」ことが大切であると心得ました。
「知る」とは、何をみればよいかの理解を深めること。
「みる」とは、みるべき点を確かにみること。
「感じる」とは、みて気づくこと。
「知る」は、自らの経験(トライ&エラーの蓄積)、有識者や先人の知恵(書籍・聴講・対話等による吸収)により理解を深めることができ、今回のワールドカフェの中でもいくつかのポイントを知ることができました。
それらの実践(例えば、監視・測定)が「みる」ですが、見ていても気づくことができないと意味がないので、気づく「感度」が必要となります。
この「感度」をどう養うかの答えを明確に導くことはできませんでしたが、「まず思うこと」が入口であると思い至り、松下幸之助さんと稲盛和夫さんのエピソードが真に腹落ちし、膝を打ちました。
今回も、一人で読むだけでは得られない多面的な気づきが得られ、また、それぞれの参加者が自分事として落とし込んで理解を深められたことが伺える、たいへん有意義なイベントとなりました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
本日、「ISO 22301(BCMS)認証」の第2回目の定期審査を受け、以下のとおり、事業継続マネジメントシステム(BCMS)が継続して要求事項に適合していることをご確認いただきました。
・不適合:なし
・改善の機会:3件
・グッドポイント:1件
当社のBCMSは、お客さまに高品質のコンサルティング及び教育研修サービスを「安定」してご提供することが、「プロ」としてのつとめであるという考えに基づく取組みであり、また、コンサルティング会社として、BCMSの啓発・普及に努め、自社だけでなく、お客さま、社会におけるリスク低減に貢献したい、という思いからの取組みでもあります。
この思いの下、いただいた3件の改善の機会について、より良い仕組みとなるよう努めてまいります。
▼当社の事業継続方針はこちら
https://management-souken.co.jp/company/bcms_policy/
下記のとおり、第15回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。
日 時:2015年6月27日(土)13:30~16:50
場 所:キャンパスプラザ京都2F 第3会議室
課題図書:『リスクにあなたは騙される』ダン・ガードナー著(早川書房)
500ページを超えるボリュームだったこともあり、まずは、キーワードを皆で抽出するところからスタートしました。
その上で、テーブル毎にワールドカフェの「問い」を検討いただき、全員による投票を経て、「どうやって『腹』をコントロールするか?」という「問い」について話し合うことを決定しました。
そして、問いを軸に、メンバーを変えながらダイアログ(対話)を3ラウンド実施しました。
各テーブルの模造紙は、皆で共有するメモとして、以下のように描かれました。
最後に、この話し合いから得られた気づきについて、自分と向き合い振り返っていただき、その気づきを全員でシェアしました。
当社代表・小山の気づきは、「6秒ルール」でした。
腹(システム1)・頭(システム2)のどちらを使うべきかの見極めが重要であり、頭を使うべきときに腹が勝ってしまう場面をどうコントロールするか(どうやって自分の腹をコントロールするか)ということに思いを巡らせました。
感情は理性を凌駕するからこそ、冷静な時に考える(頭が力を発揮できる時に頭を使っておく)ことが大切であり、感情的になってしまう場面がなるべく発生しないように予防し、それでも感情的になってしまった際にはどうやって冷静な状況を作り出すかということを予め決めておくことが肝要(これは情報セキュリティや事業継続マネジメントの考え方に通じます)。
「感情的になった時、人は6秒間我慢すれば平静を取り戻せる」という話を聞き、頭を使うべきときに感情的になってしまった場合のTipsだなぁと胸にストンと落ちました(6秒が正しいかどうかはわかりませんが)。
今回も一人で読むだけでは得られない多面的な気づきが得られ、また、バックグラウンドの異なる方々の「リスク」の捉え方の違いも肌で感じることができ、たいへん有意義なイベントとなりました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
下記のとおり、第14回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。
日 時:2014年12月27日(土)13:30~16:50
場 所:キャンパスプラザ京都2F 第2会議室
課題図書:『嫌われる勇気』岸見一郎・古賀史健著(ダイヤモンド社)
2014年のベストセラーであり、平易な表現で書かれているものの、一言一言が深く、読み応えのある内容でしたので、まずは、「印象に残った言葉」を皆で抽出するところからスタートしました。
その上で、テーブル毎にワールドカフェの「問い」を検討いただき、全員による投票を経て、「嫌われる勇気を持つにはどうしたらええのん?」という「問い」について話し合うことを決定しました。
他の候補は以下のとおりでした。
・何故、「嫌われる勇気」なのか?
・理想の職場(共同体)とは?
・どうやったら本当に「他者貢献した」と自分で思えるのか?
そして、「嫌われる勇気を持つにはどうしたらええのん?」という問いをもとに、メンバーを変えながらダイアログ(対話)を3ラウンド実施しました。
各テーブルで描かれた模造紙は以下のとおり。
最後に、この話し合いから得られた気づきについて、自分と向き合い振り返っていただき、その気づきを全員でシェアしました。
当社代表・小山の気づきは、「目的論に基づく主観的な貢献感」でした。
結果論ではなく目的論に立脚し、自分自身が貢献感を持てるような考え行動をとることが肝要。そして、組織への適用を考えると、各メンバがそのように考え行動するように持っていくことがポイントと言えるのではないか、という気づきを得た年末のワールドカフェでした。
今回は難しくも面白い課題図書という特徴から、各テーブルで興味深い対話がそこかしこに繰り広げられ、いつにも増して有意義なイベントとなりました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
本日、「ISO 22301(BCMS)認証」の第1回目の定期審査を受け、以下のとおり、事業継続マネジメントシステム(BCMS)が継続して要求事項に適合していることをご確認いただきました。
・不適合:なし
・改善の機会:なし
・グッドポイント:3件
当社のBCMSは、お客さまに高品質のコンサルティング及び教育研修サービスを「安定」してご提供することが、「プロ」としてのつとめであるという考えに基づく取組みであり、また、コンサルティング会社として、BCMSの啓発・普及に努め、自社だけでなく、お客さま、社会におけるリスク低減に貢献したい、という思いからの取組みでもあります。
引き続き、この思いを実現するため、取組んでまいります。
▼当社の事業継続方針はこちら
https://management-souken.co.jp/company/bcms_policy/
これまでお客さまからの依頼を受け、「ISO 39001」に基づくRTSMS(道路交通安全マネジメントシステム)の構築及び認証取得のご支援をさせていただいておりましたが、Webページにはコンサルティングメニューとして明記しておりませんでした。
このたび、この分野において課題を抱えていらっしゃるお客さまの課題解決をご支援させていただくべく、「道路交通安全マネジメント/RTSMS(ISO 39001)コンサルティング」のWebページを作成し、コンサルティングサービスの正式メニューとして追加いたしました。
下記のとおり、第13回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。
日 時:2014年5月31日(土)13:30~16:50
場 所:キャンパスプラザ京都2F 第2会議室
課題図書:『企業家たちの幕末維新』宮本又郎著(メディアファクトリー新書)
今回は奥西氏によるアイスブレイクからスタートし、和やかな雰囲気の中で、皆さんそれぞれに気づきを得ていただくことができました。
ワールドカフェの「問い」は、参加者の皆さんによる話し合い&投票により、「今の日本を変える人ってどんな人?」に決定。
メンバーをシャッフルしながら対話を深めて行きます。
テーブルの模造紙は皆のメモ。
シャッフル後は、このメモも対話のきっかけとなります。
最後に、自分自身と静かに対話していただいて、今日の気づきを全員で共有しました。
当社代表・小山の気づきは、「本当のファインプレー・先を読む」でした。
(ブログの方にも記載しております)
今回の問いは、「“今の日本”をどう定義づけるのか?」「“変える”をどう定義づけるのか?」など、問い自体の解釈の幅が広く、興味深くもあり、難しくもある問いでしたが、最後に、皆さんそれぞれが自分事としての気づきを披露していただけていたので、今回も有意義なイベントとなりました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
当社は、2014年1月24日付で、ISO22301(事業継続マネジメントシステム/BCMS)認証を取得いたしました。
お客さまへのサービスを安定してご提供できる体制を整えることがプロとしてのつとめである、という考えに基づく取組みの一つの証です。
今後は、ISOを経営に役立つツールとしてコンサルティングする会社の名に恥じないよう、自らの経営に活かし、かつ、社会に還元してまいります。
▼当社の事業継続方針はこちら
https://management-souken.co.jp/company/bcms_policy/
下記のとおり、第12回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。
日 時:2013年12月28日(土)14:30~17:30
場 所:リノホテル京都 会議室
課題図書:『ロスジェネの逆襲』 池井戸潤 著 (ダイヤモンド社)
話題の図書ということもあり、20名での盛況なイベントとなりました。
今回も、ワールドカフェの「問い」は、参加者の皆さんによる話し合いにより、テーブルごとに案を出していただき、全員による投票で決定しました。
なぜ今、「半沢直樹」か?
という「問い」をもとに、1テーブル5名で話し合い、メンバーのシャッフルを行いながら3ラウンド実施しました。
最後に、この話し合いから得られた気づきについて、自分と向き合い振り返っていただき、その気づきを全員でシェアしました。
当社代表・小山の気づきは、「言行一致」でした。
「言」とは“組織のミッション”を言語化したものであり、浸透させること、見直すことが必要。「行」とは“組織のミッション”に向けた行動であり、その行いを認め、ほめることが必要。「言」と「行」が一致する組織でありたいという思いと、そうあるための課題を抱えた組織が多くあり、その思いの実現と課題解決をサポートしていきたいと思った年末のワールドカフェでした。
今回も一人の読書では得られない気づきがあり、有意義なイベントとなりました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。