下記のとおり、第23回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。
・日 時 | : 2019年6月29日(土)13:30~16:50 |
・場 所 | : 明覺寺会議室 |
・課題図書 | : 『ざんねんな努力』川下和彦・たむらようこ著(アスコム) |
今回のファシリテータは徳毛氏。
まずは、課題図書に「何が書かれていたか?」を皆で共有。
そして、テーブル毎にワールドカフェの「問い」を検討いただき、全員の投票により「問い」を決定しました。
「残念じゃない努力とは?」という問いをもとに、メンバーを変えながらダイアログ(対話)を3ラウンド実施。
最後に、この話し合いから得られた気づきについて、自分と向き合い振り返っていただき、その気づきを全員でシェアしました。
当社代表・小山の気づきは、以下のとおり。
「達成」は、客観的に判定できるものであり、
「達成感」は、本人が感じるもの。
「達成」できなくても、
「達成感」があれば、
それは「残念じゃない努力」。
目的を「達成」するために積み重ねた結果が
他の目的を「達成」するために役立つ、
と考えられるポジティブな発想・転換力がカギ、
と理解した次第です。
そして、話し合いにおいて、
言葉の定義を共有することは、誤解を避けたり、
論理的に理解を深めたりする上で重要なことですが、
「努力」という言葉は、身近であるからこそ油断しがち。
人によって定義が異なること、
その人の中でも状況によって定義がブレること、
を強く意識することが重要だと感じました。
今回も、一人で読むだけでは得られない多面的な気づきが得られ、また、それぞれの参加者が自分事としての気づきを得られたことが伺える、有意義なイベントとなりました。
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。