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第17回ワールドカフェ読書会in京都(6/12)開催ご報告

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ニュース

2016/06/14

下記のとおり、第17回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。

・日   時 2016年6月12日(日)13:30~16:50
・場   所 キャンパスプラザ京都2F 第3会議室
・課題図書 『未来に先回りする思考法』佐藤航陽著

第17回ワールドカフェ読書会in京都課題図書(未来に先回りする思考法)

「この本を読んでどう感じたか?」という印象のシェアからスタート。

プラスの印象を持たれた方、マイナスの印象を持たれた方、「マイナスの印象を持ったからこそプラスの印象を持った方と話して気づきを得たい」という方、様々で、面白い対話ができそうな予感が漂う幕開けでした。
 
 
今回も、ワールドカフェで話し合う「問い」は参加者に決めていただきました。

まず、各テーブルで話し合って「問い」候補を立てていただき、全員に向けて発表。
問い(候補)の発表

そして、参加者全員による投票。
問い決めの投票

今回の「問い」は「未来に先回りするには?(改めて問います)」に決定。
問い(候補)
 
 
いよいよワールドカフェ本編。
問いを軸に、メンバーを変えながら3ラウンドのダイアログ(対話)を実施。
ダイアログ風景

各テーブルの模造紙は、対話を視覚面からも促進。
以下、臨場感のある対話の跡です。
テーブルメモ(模造紙)1
テーブルメモ(模造紙)2
テーブルメモ(模造紙)3
テーブルメモ(模造紙)4
 
 
ワールドカフェは発散系の手法ですので、最後に、自分と向き合い自分の中での気づきを整理する時間を設けています。その気づきを全員でシェアしてお開きです。
気づきのシェア
参加者の気づき
 
 
当社代表・小山の気づきは、「ゆとる」でした。

日々追われていては「未来に先回りする」ことはできない。
「先回りする」ためには、それを考え行動するための「ゆとり」が必要。

そんなやりとりが1ラウンド目にありました。

このことを2ラウンド目のテーブルで話したときに、「能天気」という言葉が出てきました。
「ゆとり」との違いに興味を持ち掘り下げていくと、「ゆとり」には「時間」だけでなく「考える」という要素が含まれるのではないか、と思い至りました。

『新明解国語辞典』を確認すると、“当面の必要を満たしたあとに、自由に使うことが出来る空間・時間や体力、他のことを考えるだけの気力が有ること”とあり、やっぱり「考える」という要素は含まれるんだ、と新しい気づきが得られた次第です。

そして、「ゆとり」と「能天気」の話題の中で、ある参加者が口にした「ゆとる」(ゆとりの動詞形?)という言葉が心に残り、気づきの言葉として選んだ次第です。

「ゆとり」が必要と頭の中で思っていても、なかなか「ゆとり」を作ることはできません。
「ゆとる」という言葉には、そんな「ゆとり」を積極的に作り出す力強さを感じました。

奇しくも、今回の課題図書『未来を先回りする思考法』の「おわりに」に“Be a doer(実践者たれ)”という言葉が登場し、とても腹落ちしたワールドカフェ読書会となりました。
 
 
今回も、一人で読むだけでは得られない多面的な気づきが得られ、また、それぞれの参加者が自分事として落とし込んで理解を深められたことが伺える、たいへん有意義なイベントとなりました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

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