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第22回ワールドカフェ読書会in京都(12/15)開催ご報告

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2018/12/16

下記のとおり、第22回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。

・日   時 2018年12月15日(土)13:30~16:50
・場   所 キャンパスプラザ京都2F 第2会議室
・課題図書 『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』山口周著(光文社新書)


 
まず、チェックインを兼ねて今年を振り返っていただくところからスタート。

 
続いて、課題図書に「何が書かれていたか?」を皆で共有。


 
そして、テーブル毎にワールドカフェの「問い」を検討いただき、全員の投票により「問い」を決定しました。




 
「美意識は、どのように日常に役立つのか?」という問いをもとに、メンバーを変えながらダイアログ(対話)を3ラウンド実施。

 
各テーブルで描かれた模造紙は以下のとおり。




 
最後に、この話し合いから得られた気づきについて、自分と向き合い振り返っていただき、その気づきを全員でシェアしました。


 
 
当社代表・小山の気づきは、「従心」でした。
 
「従心」とは、論語の「七十にして心の欲する所に従えども矩(のり)を踰(こ)えず」のことです。
 
「美意識」と「美」はイコールではなく、「美意識」とは「美を見分ける」こと、すなわち「審美眼」であり、それがこの本の中の言葉で言う「主観的な内部のモノサシ」のことだと理解しました。

そして、「守破離」は「守」が最初にあって最後に「離」があるように、また、書道では「臨書」を経て「創作」があるように、基本を学び、多くを目にすることの重要性を感じました。
 
自分の好き勝手に行動しているのに、「それが格好良く見える人」と、「ただのわがままに見える人」がいるのは、「守破離」の「守」をきっちりとやったか、「創作」の前に「臨書」を徹底したかに依るのではないか、と気づいた次第です。
 
それはつまり、経験値が必要ということであり、それが孔子の「七十にして心の欲する所に従えども矩を踰えず(七十になると思うままにふるまってそれで道をはずれないようになった)」という言葉に通じると考え至りました。
 
基本を大切にし、そして見識を広げる努力を積み重ねることを通じて、美意識を鍛え、格好良いマイスタイルを確立しようという意気込みを得ることができました。
 
  
今回も、一人で読むだけでは得られない多面的な気づきが得られ、また、それぞれの参加者が自分事として落とし込んで理解を深められたことが伺える、たいへん有意義なイベントとなりました。
 
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。
 

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