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第16回ワールドカフェ読書会in京都(12/26)開催ご報告

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ニュース

2015/12/27

下記のとおり、第16回ワールドカフェ読書会in京都を開催いたしました。

・日   時 2015年12月26日(土)13:30~16:50
・場   所 キャンパスプラザ京都2F 第3会議室
・課題図書 『リーダーの易経 「兆し」を察知する力をきたえる』
    竹村亜希子著(角川SSC新書)

課題図書(リーダーの易経)

まずは、認識を共有するために、キーワードの抽出からスタート。
キーワード

続いて、話し合いたい「問い」について、参加者にご検討いただき、「兆しを察知する(幾を知る)ポイントは?」に決定。
問いの検討
問い候補のプレゼン
問いの選定

そして、問いを軸に、メンバーを変えながら3ラウンドのダイアログ(対話)を実施。
各テーブルの模造紙には、活発な対話の跡。
テーブルメモ(模造紙)1
テーブルメモ(模造紙)2
テーブルメモ(模造紙)3
テーブルメモ(模造紙)4

最後に、自分と向き合い自分の中での気づきを整理していただいた上で、その気づきを全員でシェアしました。
ふりかえり
気づきのシェア
参加者の気づき

当社代表・小山の気づきは、当社の経営理念「そったく」でした。
小山の気づき

易経には「時中」という言葉が登場します。
「時中(ときにあたる、ときにちゅうする)」とは、その時にぴったりの、という意味だそうです。

その時にぴったりのことを行うためには、「時の変化」の兆しを察知することが肝要です。

「きざし」には目に見えない「兆し」と、目に見える「萌し」があり、春の訪れを例に挙げると、梅の花のほころびは「萌し」であり、冬至(一陽来復)は「兆し」である、とのこと。

「兆し」は洞察力を持って観るものであり、それを察知する力を高めることが、当社の経営理念「そったく」の実践に通じると強く心に感じた次第です。

そして、兆しを察知するためには、「知る」「みる」「感じる」ことが大切であると心得ました。

「知る」とは、何をみればよいかの理解を深めること。
「みる」とは、みるべき点を確かにみること。
「感じる」とは、みて気づくこと。

「知る」は、自らの経験(トライ&エラーの蓄積)、有識者や先人の知恵(書籍・聴講・対話等による吸収)により理解を深めることができ、今回のワールドカフェの中でもいくつかのポイントを知ることができました。

それらの実践(例えば、監視・測定)が「みる」ですが、見ていても気づくことができないと意味がないので、気づく「感度」が必要となります。

この「感度」をどう養うかの答えを明確に導くことはできませんでしたが、「まず思うこと」が入口であると思い至り、松下幸之助さんと稲盛和夫さんのエピソードが真に腹落ちし、膝を打ちました。

今回も、一人で読むだけでは得られない多面的な気づきが得られ、また、それぞれの参加者が自分事として落とし込んで理解を深められたことが伺える、たいへん有意義なイベントとなりました。

ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました。

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